「睡眠を自分ごと化するきっかけに」リカバリーウェア「リフランス」独自の技術とこれまでの過程に迫る

フィットネスクラブを通じてスポーツにもアプローチ

前章で挙げた課題感。もちろんアクションを起こさないはずがない。特に販路の拡大については具体的に動き出している。

「フィットネスクラブと組むよう進めています。実際どういうものだったら例えば、『レッスンの1つで使える』といった、来てくれた方が使いやすいかを詰めています。

睡眠と運動の共通点としては、血流が良くなるのがいいということ。

筋肉が硬直して血流が悪くなってしまうと動きにくくになることがあると思うので、何かお役に立てるのではないかと考えています」

上記のように今後は、スポーツをしている方にも利用していただけるようアプローチをしている。

スポーツに関連して、リハビリやマッサージにおいても活用できるよう治療院とも組むよう働きかけており、今後アスリートに向けても需要が高まることが期待される。

リフランスを通じて「睡眠を大切に」

そしてインタビューの最後、リフランスそして仕事を通じてどんな世の中にしたい。友部さんに想いを語ってもらった。

「睡眠というものを大切にして欲しいなと思っています。自分ごと化にならないケースが多いです。

睡眠をしっかり取ることで、翌日の仕事や運動のパフォーマンスが上がります。どこか遊びに出かけるのもパフォーマンスがいいほうが楽しいじゃないですか?眠い目で行くよりかは(笑)」

自ら商品説明の場に立ち、発信している(同社提供)

睡眠の大切さ。世の中では理解はされていても優先順位がどうしても下がりがちになってしまう。やることが多い時に真っ先に削られるのは睡眠という例も多く、この状況に警鐘を鳴らす。

「睡眠の大切さを自分ごと化して欲しいです。『我々の商品を通じて睡眠がよくとれた』『前日の疲れが残ってなくてすごく動けました』という体験を通じて、睡眠の大切さに気づくきっかけにしてほしい。休養の質を上げる製品があることを皆さんにもっと知ってほしいと思っています」

友部さん、そしてリフランスをつくる方々の想いが、社会全体のパフォーマンスを上げる一つのきっかけになっていく。

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