アンダーアーマー キッズデー開催 子どもたちと創り上げた”輝ける場所”ができるまで
約4000人の来場者を出迎える
12:45になると、アリーナが開場。試合開始を待ち侘び、チームカラーの黄色のウェアを着たファンの方たちが続々と列をつくる。ここで、子どもたちは各ブロックに1人ずつ立ち、当日配布する冊子を1人1人に手渡し、出迎えた。
一方、先ほどモッパー様子を撮影した広報2人はコートの撮影エリアに移動。ここでは選手のウォーミングアップを撮影。普段は入れないカメラマン席で、間近でその動きを撮影用スマートフォンに収めた。
そして子どもたちが一通りの仕事を全て終えた後、15:05にいよいよ試合がティップオフ。この日の来場者数は3,923名で、当日時点でのシーズン最多の観客動員を記録。演出に加え手拍子も迫力を増し、コロナ禍以前の姿に戻りつつある。
ブレックスは前半第2クォーターを終えた時点で14点をリード。第3クォーターを終えても11点のリードを奪い最終クォーターを迎えた。
しかし、ブレックスの勝利まで残り1分24秒となった辺りからジェッツの猛攻を受ける。残り50秒で2点差に詰め寄られると残り10秒で逆転の3ポイントシュートを決められ、最終的には74−71と惜しくも勝利には届かなかった。
試合直後の選手へ質問コーナー
最後のプログラムはまだ試合の余韻が残るコートで選手たちへのインタビュー。この試合15得点をマークした鵤(いかるが)誠司選手と荒谷裕秀選手が姿を見せると、大きな拍手で2人を迎えた。
子どもたちは緊張をしながらも1人1人マイクを片手に、
「ディフェンスで相手選手に当たりに行っているときはどんな気持ちですか?」
「プロになるまでに一番頑張ったことは?」
などと選手たちについて聞いたり、
「ポジションはPGなのですが、鵤選手のようなパスを出すにはどんな練習をすればいいですか」
「ボール運びを任されているのですが、何かコツはありますか?」
といった技術の質問も投げかけるなど、プロの選手だからこそ聞ける質問を直接ぶつけた。質問を終えると、両選手から子どもたちへメッセージを贈る。
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