アンダーアーマー キッズデー開催 子どもたちと創り上げた”輝ける場所”ができるまで

子どもたちが「最も印象に残りました」と語る演出操作

11時に集まり説明が開始されると20分ごろに外のファンクラブブースへ。そこからアリーナの中に入り、グッズショップ・スタンドと順に回り、それぞれの担当者から説明を受けた。

コート内に入るとブレックスチアリーダーの「BREXY」が出迎える。

メンバーからの紹介を終えると応援の掛け声「GO!BREX」と拳を上げ、緊張気味だった子どもたちの表情が和らいでいく。

「GO!BREX」の掛け声と共に拳を掲げた

次に回ったのが演出を操作するエリア。Bリーグにおけるアリーナ演出は代名詞とも言える要素。各球団が自在に照明や音を操り、非日常的な空間を創り出す。その空間がアリーナ中に一体感をもたらし、選手のパフォーマンスをさらにアップさせる源となっている。

ここでは実際に音や照明・映像などを流し、演出が行われる過程を子どもたちに見てもらった。

「一番印象に残ったのは演出の操作をしているところです。テレビで見るよりも迫力がありました」

イベント終了後、参加した親子2組に最後に感想を聞いた際にいずれもいただいた答えであった。実際に演出が流れた際、全員がその様子を興味深く見入っていた。

映像操作などを実際に見学。迫力ある演出が起きる過程を間近で見た
試合前の選手登場シーン、拍手と音響で地鳴りがするほどであった

モッパー体験は球団のアイデアでゲーム形式に

演出操作を体験した後は実際にコートの中に。ここで体験したのはモッパー。各クオーターやタイムアウト間にモップがけを行い、選手が滑って怪我をしないようコートを綺麗に保つ重要な役目。

球団スタッフはここで工夫を凝らし、子どもたちが楽しめるようにゲーム形式で行った。2つのグループに分かれ、モップをバトンのように繋ぐリレーでお互いにレースで競い合う。

”ゲーム形式”でモッパー体験を行う

最初はゴールの周辺付近までを拭いていたが、徐々に子どもたちのテンションも上がり、コースは向かいのゴール付近まで延長され大盛り上がりを見せた。

その間、2人が”広報担当”としてその様子をスマートフォンで写真や動画で撮影も行った。スタッフと撮影スポットに移動し、左右両側からシャッターを押した。

撮影した写真は実際にクラブの公式SNSでも活用され、近くで臨場感ある様子が公開された。

広報担当として撮影も体験
5月5日に宇都宮ブレックスの公式Twitterに投稿されたツイート

次ページ:約4000人の来場者を出迎える

関連記事一覧