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岸本隆一×鵤誠司 初トークで語ったお互いの印象とシューズへのこだわり「Alpen TOKYO×アンダーアーマー バスケットボールイベント」

新・笑わない男!? 鵤の”貴重な”笑顔

最初のプログラムであるトークショーが始まると、鵤が笑顔で写真に応じる姿を見てケチャップが「楽屋の時と違うよね?」と岸本に問いかける。岸本も「はい、全然さっきまで笑ってなかったです」とニヤリと答えた。

鵤も「人見知りなので、さっきは縮こまってました」とコートでは絶対に見せない照れ笑いを浮かべて反応した。

ファンの前で笑顔を見せた鵤(提供:アンダーアーマー)

撮影時にも「楽屋の時あんな顔してなかったですよね」というとすかさず「全然笑ってなかったです」と岸本は即答する”ジャブ”もしっかりと打たれていた。会場は鵤の貴重な笑顔を撮るべくスマートフォンやカメラを向けていた。

最初のフォトセッションでも笑顔を見せた(提供:アンダーアーマー)

お互いの印象とシーズンを語る

両者は共にアンダーアーマーの契約選手で、ポジションも同じPG(※岸本はSGも務める)。かねてから面識があるか聞かれると意外にも「あまりないです」と答えた。

お互いの印象について尋ねられると、

岸本:「選手としては体格の良さを(185cm / 95kg)活かしたフィジカルなプレーが持ち味で、あとは寡黙な人かなと(笑)」

鵤:「選手としては琉球の顔だと思ってますので要注意選手だなと。優しそうな雰囲気を持った方と思っていたので、実際に今日会話してその通りだという印象を受けました」

楽屋で初めて2人きりになるとお互いプロのバスケ人ということもあり、自然とバスケの談義に花が咲いたという。

2人きりで会話するのは初という

続いて、2021−22シーズンの話題に。まずは鵤から振り返る。所属する宇都宮ブレックスは、東地区4位ながらワイルドカードから勝ち抜き、2016−17シーズン以来のBリーグチャンピオンに輝いた。

「レギュラーシーズンでは思うように行かなかったですが、チャンピオンシップではチームがさらにまとまることで力を発揮して、最終的に優勝することができたので、いいシーズンを送れたのではないかと思います」

優勝した今シーズンを振り返る

一方の岸本が所属する琉球ゴールデンキングスは49勝7敗、勝率.875と圧倒的な成績で西地区を制した。

特に5月22日のセミファイナル第2戦、島根スサノオマジックとの試合では、残り11秒で岸本が放ったジャンプシュート後にオフェンスリバウンドをもぎとったドウェイン・エバンスがシュートを放ち、試合終了のブザーと共にゴールへ吸い込まれる”ブザービーター”を決め劇的勝利を収めた。

ここからファイナルへ臨むものの、”下克上”に向け勢い付いた宇都宮の流れを止められず惜しくも初のチャンピオンを逃してしまった。

「ブレックスとは対照的で、チームとしては勝ち星も多くてチームとしていい雰囲気で進んでいました。最後に結果を出せなかったという点は悔しかったのですが、個人的には最後まで戦えたことはよかったと思いますし、満足のいくシーズンだったと思います」

満足のいくシーズンを送れたと語る岸本(提供:アンダーアーマー)

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