川崎ブレイブサンダース「&ONE」プロジェクト SDGs目標達成に向けた方程式は「3+8=11」

17目標全てを経験できた「&ONE days」

17あるうちの目標の中から3つに絞ってからはクラブが具体的に行う施策を検討するフェーズに入った。

どの目標に絞るのと並行しながら、施策は検討していく。言葉からは元沢の想いの強さがより伝わってきた。

「具体的な施策のアイデアはクラブの社員みんなで出し合いました。基本的に僕自身が一番強い想いを持っているので、僕が最初に約30個ほど施策の案を出しました。そこから議論を重ね具体化させていき、優先順位をつけて最終的に決めました」

昨シーズンは10個の施策を実施した。代表的なものとして、「KAWASAKI LIGHT UP STAGE」そしてバスケットゴールの寄贈がある。

「KAWASAKI LIGHT UP STAGE」は、一芸に秀でた川崎にゆかりある方々が試合前のショータイムにパフォーマンスを披露するステージ。

昨シーズンの「KAWASAKI LIGHT UP STAGE」の様子。©KAWASAKI BRAVE THUNDERS

”川崎をより住んで幸せな街にすることに寄与する”ことを目的に、昨シーズンは通年で実施。今シーズンも継続することが決まっている。

またもう1つの代表例として、昨年12月から川崎市内の幼稚園・保育園に幼児用バスケットゴールを寄贈している。幼少期からスポーツに触れ、体を動かすことの楽しさを実感してもらえる機会を提供している。

幼児用ゴール 寄贈式の様子。普及活動は市内に広がっている ©KAWASAKI BRAVE THUNDERS

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