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藤原恭大×小園海斗 初の野球教室で2人が送った次世代へのアドバイス~アンダーアーマー ベースボールフェスタ2023~

質問コーナーでも大盛況に

最後は全体での質問コーナー。打撃練習時で聞けなかったことを改めて聞ける機会になった。早速手が多く挙がり、2人一緒やどちらかに向けて次々と寄せられた。

まずは、中学一年生の少年から2人に「日常生活で意識していることと、高校はどう決めたのですか」という質問。2人は当時の日常生活を振り返った。

小園選手はチームでの練習が土日だったことを踏まえ、

「平日も毎日練習するようにしていました。部活にも入ってなかったので、体を動かすことは欠かさなかったです」

2人で中学生活を思い出した

と答えると藤原選手も同様で、

「僕も毎日必ずバットを振っていました。父が厳しかったのもあり、家の前で最低1時間は振っていました」

また、進学先の高校を決めた理由も明かした。小園選手は兵庫県の名門・報徳学園に進んだ理由はシンプルだったという。

「家から近かったですし、兵庫出身なので地元高校に行きたかったのが一番の理由です」

一方、藤原選手は明確な目標があり選んだ。

「僕はプロ野球選手になりたかった。なので、大阪桐蔭に入って活躍すればいけるとも聞いていましたので、迷わず大阪桐蔭に入りました」

次は個別の質問を一部紹介する。小園選手には「毎日欠かさずやっている練習は何ですか」と訊かれた際は、

「決まったら時間に起きたり球場来たらストレッチしたりといった、一日の流れを変えないようにしている」

と、試合がある日のルーティンについて答えた。藤原選手へはマリーンズファンという少年からの昨シーズンのある試合に絡めての問いだった。

「5月6日のバースデーヒットの際に『緊張するほど打てる』と話していましたが、どのような考え方を持ったら緊張しても打てますか?」

ここでは、自身の高校時代の経験を踏まえて答えた。

「僕は高校時代にメディアの方が来られる機会が多かったのもあり、西谷監督からは『メディアを意識しながら練習しなさい』という教えをいただいていました。そうすれば大観衆でも普段通りにできると。

甲子園でプレーできていたこともあり、高校での経験がプロでもいい緊張感でできてる要因です」

高校時代の経験が礎となっている

他にもどんどん手が挙がり、時間いっぱいまで質問が飛んだ。2人も丁寧に答え、時には笑いも起こりながら盛況のうちにイベントは終了した。

藤原選手か明かした中学時代のエピソード

記念撮影後に囲み取材に対応。2人とも野球教室は初めてということで、その感想を語った。小園選手は参加者の知識レベルの高さに改めて驚きを見せた。

「自分が当時そんなこと知ってたかなと。『二度引きはどうしたらいいですか』と聞かれて、プロ野球選手と話しているかと思いました(笑)」

藤原選手は昨年とは形を変えての参加になった。たくさんの子どもたちを教えることについて触れ、

「みなさんいろいろ聞いてくれたので楽しかったです。たた、中学生に分かっても小学生には難しい言葉もあると思うので、伝え方をもっと勉強したいとも思いました」

終了後、2人が取材に応じた

上述の通り、中学時代は同じチームで切磋琢磨した仲。一緒にバッティングセンターにも行ってたという2人のエピソードを藤原選手が紹介してくれた。

「小園は今でも思うのですが、天才だと思います。僕は父が厳しくて、小園のお父さんは逆のタイプだったんです。僕がずっと打ち込んでる中、小園は楽しそうに少し打って終わるのでセンスあるんだなぁって思ってました(笑)。

僕は打てなかった試合、その日の夜バッティングセンターに”連れて行かれて”ました。でもこの経験から練習が大事だと気づけましたし、今にも活かされています」

共にチームの2位進出に貢献し、ポストシーズンでもファンを湧かした。さらに日の丸を背負い秋にはアジアの頂点にも導いた。

次のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、2人の名がラインナップに入っていることは決して夢ではない。

(おわり)

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