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2021若獅子インタビューVol2 #66仲三河優太「練習以外の私生活からも野球に結び付ける」

大阪桐蔭高等学校から2020ドラフト7位で入団した仲三河優太(なかみがわゆうた)。バットコントロールもあり、180センチ94キロの大きな体からクリーンナップも期待される。

今年の目標は“たくさんの経験を積み、野球を深く知ること”だ。

アマチュアからプロになって、試合の雰囲気や試合展開の違いを体感し、「1球の重みが違いますね。その1球で人生が変わると言われるプロの世界に緊張感が増しました」と話す。

開幕からほとんどの試合に出場しているが「自分の力を出し切れていない」とうつむき、「投手の圧に負けて、前に打球が飛ばない」とここでもプロの球の重みを感じている。

ドラフト7位ルーキーの仲三河優太選手

「甘い球が1球あるかないかの世界で、その1球をミスした時に追い込まれてしまうので1球で捉えられる練習をしていきたい」

と、直球で投手に負けないスイングかつコンパクトに振ることを意識し打撃マシンに向かう。

一方で守備もまだ、プロの打球の速さに対応しきれていない。

生きた球を取るのが一番実戦に近いと考え、打撃練習の時には積極的に守備につくようにしているが、春季キャンプで飛んできた山川穂高の打球に「爆弾のよう」と驚きを隠せなかった。

送球までを早くするために、守備位置も大切なので試合出場がないときには、試合状況と先輩の守備位置をみてポジショニングの確認をする。

“野球は0.1秒の世界”とコーチに聞いて、これまで野球をやってきたが深く理解していなかったと実感した。そこを知るか知らないかで、いかに長く現役を続けられるかどうかが決まる。

ファームで試合に出場しながら、経験を積んでいる最中だ

「他の選手の良いプレーを見て、それを自分に置き換えてやってみること、練習以外の私生活からも野球に結び付けて考えていくことをやっていきたい」と野球への理解を深めていく。
(写真は球団提供)

西武ライオンズ広報部

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