西武・育成環境整備が導く新たな黄金時代「常に優勝争いができるチームに」
2軍球場の改修と施設命名権契約
育成/強化の面ではファーム施設も重点項目であった。
2020シーズン、ファーム本拠地である西武第二球場は名称を変え「CAR3219(カーミニーク)フィールド」としてリニューアルした。
本球場は、1979年に1軍本拠地である西武ライオンズ球場(名称は当時)と共に完成。こちらも40年以上ファームの本拠地として使用している。チーム強化という面において、ファームの育成環境も欠かせないと考え本改修に至った。
2019年10月21日から工事を開始。昨年6月までの約9カ月間かけて改修を行った。CAR3219フィールドも、ファン・選手両方に向けた施設が新たに導入されている。
ファンの方々向けには、より快適に観戦を楽しんでいただけるよう240席の観客席とLED大型ビジョンが新たに設置された。昨シーズン、イースタンリーグは無観客での開催であったが、有観客となれば大型ビジョンを活用した映像コンテンツなども表示できる。
フィールド面においては、外野奥にサブグラウンドとブルペンが新設された。
現場からは、「野手と投手が一緒に練習できる環境を整備してほしい」というリクエストがあり、それを実現した。