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西武・育成環境整備が導く新たな黄金時代「常に優勝争いができるチームに」

サブグラウンドはライオンズトレーニングセンターのフィールド面と同規模で、ブルペンは5レーン設けられている。

ファームでの様子を見ていた田代広報はこう話した。

「投手・野手共に練習のバリエーションが広がりました。CAR3219フィールドでフリー打撃など球場全面を使って練習するときでも、サブグラウンドで内野手の特守が同時並行で可能になりました。投手陣もトレーニングセンター内と合わせて10レーン使用することができるので中身の濃い練習ができるようになったと思います」

外野後方のサブグラウンド

また、2019年11月19日には、地元埼玉県を中心に車買取や新車・中古車販売の専門店を展開するスマイルランド(川越市)と施設命名権契約を締結。2020年3月から現名称となった。

これまで現在のメットライフドームを始め、1軍の本拠地や座席などには命名権を導入してきたが、西武第二球場においては球団初の施策である。

2020年7月15日、イースタンリーグの巨人戦で「CAR3219フィールド」がついにこけら落としとなった。

1994年に入団後この地で育ち、2019年からファームの指揮を執る松井稼頭央2軍監督は「もっともっと野球に打ち込める環境が整ったと思います。だからこそ、これからCAR3219フィールドで、選手たちにはメキメキと力をつけていってほしいですし、僕はこの環境で選手をしっかりと育てていきたいと思います」とコメントした。

今後、もし観客を入れることができれば、新しくなったCAR3219フィールドで迫力ある演出と、1軍昇格を目指す若獅子たちの必死なプレーを見ることができる。

観客席に加え、LED大型ビジョンも導入した

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