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「今週末に届くチケットが来なくて2ヶ月が…」久保康友 海外挑戦で経験した各国の文化 〜海外リーグ編①〜

3月からドイツ・野球ブンデスリーガの「ハンブルク・スティーラーズ」でプレーする久保康友投手。

昨シーズンはさわかみ関西独立リーグの「兵庫ブレイバーズ」でプレーし、若い選手とともに汗を流してきた。そのシーズン終盤に久保投手へ特別インタビューを実施し、日本の独立リーグを訊くとともにこれまでの軌跡についても伺った。

第1回・第2回のNPB時代に続き、ここでは18年からの海外挑戦について特集する。

>第2回はこちら

(取材協力:兵庫ブレイバーズ 文:白石怜平 ※以降、敬称略)

「人が変わるぐらい面白い経験ができるのでは」好奇心からの挑戦

久保はDeNAを退団後、アメリカの独立リーグへと活躍の場を移した。NPBから離れてからは主に海外を渡り歩いているが、意外にも最初は海外挑戦には興味を抱いていなかったという。では、そこからどう興味が湧いていったのか。

「ある方が独立リーグにチャレンジをされて、性格が変わって帰国してきたんです。本当にすごい性格が変わったんですよ。それを見た瞬間、アメリカの独立リーグの環境には人を変えるような何かがあるんだと感じたんです。

聞けば聞くほど『いろいろなことがあって楽しい』ことが伝わってくるんですけれども、実際に経験してみないとそれは分からないですし、そもそも性格が変わってしまうほど衝撃的な出来事があったということだと思うんですよね。

それは面白そうだと思ったので、野球に目をつけたと言うよりも人が変わるぐらい面白い経験ができると思い挑戦を決めました」

面白い経験ができるという考えから海を渡った

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