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コロナ禍において、プロテインが注目を集める背景とは?現役管理栄養士による目的別プロテイン解説も!

プロテインの摂取形態とは?

では、現在どんな形式のプロテインがあるのか。その種類について牧さんに解説いただいた。

パウダー型

「イメージとして、『これがプロテイン』と思っている方も多いのではないでしょうか。シェイカーに入れておけば持ち運びも便利ですし、馴染みが多いのではないかと思います。

糖質を少なめにしている商品もありますし、パッケージの表示をチェックしながらご自身に合わせて選べます。水に溶かして飲むので、水分も一緒に摂れるのがメリットです。運動の前後は水分不足になっているので、吸収が速いのが特徴です」

AuB MAKE(写真左)とプロテインスムージー(同右)

サッカー元日本代表の鈴木啓太氏が社長を務めるAuB(オーブ)が販売している腸内環境を整えるプロテイン「AuB MAKE(オーブメイク)」。

体づくりに必要なホエイとソイの2種のタンパク質を主原料に、酪酸菌やビフィズス菌などヒトに有効な約30種類の菌を配合するなど、「筋肉と腸と栄養」の関係に着目した、新しいタイプのプロテインである。

マツモトキヨシホールディングスは、BMIが高めの体脂肪を減らす機能が報告された「ローズヒップ由来ティリロサイド」を含む「プロテインスムージー」を販売。食事やカロリー制限時に不足しがちな栄養素も摂取でき、健康的なダイエットをサポートする。

スナック型

「最近出てきたタイプですね。お菓子感覚で摂取できるので需要が高まっています。主にダイエットしたい方に適しています。タンパク質を気軽に摂取することによって太りにくい身体をつくることが期待できます」

明治TANPACT(写真左)とプロテインポケット(同右)

「明治TANPACT(タンパクト)」は、“乳たんぱく質”を手軽に、美味しく、摂りやすく、みんなのカラダづくりを応援するブランド。ヨーグルトやチョコレートなど、数多くのタイプの商品を発売中。

菓子・食品を製造する北海道のノースカラーズは、1日に不足しがちなプロテインが補えるナッツシリーズ「プロテインインポケット」を発売中。近年健康に良いと話題の、アーモンドやカシューナッツが入った商品で、1袋あたりたんぱく質8.5gを摂取することができる。

ドリンク型

「最近コンビニでも販売されており、温度管理もしなくていいのでコスパが高いです。学生さんも運動後、例えば長時間走った後、すぐコンビニに行って入手できます。運動直後は体も熱くなっていますが、水分もとって体も冷やし、さらにたんぱく質も取れるので”一石三鳥”です」

よつ葉 のむヨーグルト+ミルクプロテイン(写真右)とスムージー バナナキャラメル ~アーモンドミルク使用~(同左)

北海道の乳業メーカー、よつ葉乳業は、2020年10月1日に、「よつ葉 のむヨーグルト+(プラス) ミルクプロテイン」を発売中。

北海道産乳原料でつくったヨーグルトを濃縮し、美しい体づくりや健康年齢に意識の高い女性などに向けた商品。

ドトールコーヒーは、全国の「エクセルシオール カフェ」で、20年12月10日から、高たんぱく質の「プロテインスムージー バナナキャラメル ~アーモンドミルク使用~」を販売している。

ホエイプロテインを使用したキャラメル風味のプロテインミックスパウダーとバナナ、アーモンドミルクを合わせて、飲みやすい味わいのスムージーに仕上げています。1食あたりのたんぱく質は15.2g(サンプル品による分析値)と高たんぱく質で、健康を意識する方に嬉しいドリンクである。

昆虫食型

「肉や魚を食べるというのは、他の動物の筋肉を使って自身の筋肉にしているということです。昆虫って脂質が少なくタンパク質が多いです。なので、低脂肪・高タンパク。牛乳系のアレルギーやお腹を下しやすい人などはおすすめです」

コオロギプロテインの「INNOCECT CRICKET PROTEIN CHOCOLATE」

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