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小笠原道大さん 冠大会で贈った野球少年・少女へのメッセージ「”今何ができるか” アイデアを出し合い、楽しく生活できるように」

2021年12月11日、千葉県市川市の妙典少年野球場で「第15回小笠原道大杯争奪 市川市少年野球大会」の閉会式が行われた。

2007年オフより毎年開催されている同大会。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2年ぶりの開催となった。

自身の名を冠している小笠原道大・巨人2軍打撃コーチも姿を見せ、子どもたちへメッセージを贈った。以下、全文をお届けする。

「選手の皆さんお疲れ様でした。まず、最初に連盟関係のみなさまいつもありがとうございます。また、市長はじめ関係各位の皆さま、いつもご支援ありがとうございます。この場を借りてお礼を申し上げます。

まずは勝負・勝敗よりも今日元気な姿、それを見れただけで嬉しく思います。また、毎日この状況でストレスが掛かる中で、なんとか練習しながら上手くなろうと思い、試合で表現する。

それができるということが一番だと思います。その後に勝負がある。みんなで協力し合ってやっていくことが一番大切なことだと思うので、これからも継続してやってもらえたらと思います。

保護者の皆さま、毎日子どもたちの応援ありがとうございます。朝から晩まで大変かと思いますが、いつもありがとうございます。引き続き、子どもたちの応援を続けていただきたいと思います。宜しくお願い致します。

今も言ったんだけども、制限がある・ストレスがある。そこに反発するのではなく、この状況の中でも前向きに・ポジティブに『今何ができるんだろうか』『自分が”〇〇になりたい・こうしたい”』とアイデアを出して、楽しく生活できるようにしてほしいです。

みんなで協力をし合うのもそう、家族で生活していくのもそう。常に笑顔が絶えない1日を過ごしていく。そうすることで気持ちも前を向けますし、取り組むことが上手くいく可能性が上がると思うので、少しでも心の中に置いて明日から過ごしてみてください。

最後に、みんな野球が好きだからここにいると思うんでね、1日でも長く野球を通じてお互い成長できるようにこれからも頑張ってください」

(写真:白石怜平)

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