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「Matsui 55 Baseball Foundation」設立のルーツ(前編) 松井秀喜さんが8年間贈り続けるメッセージ「自分の好きなものを見つけてもらい、そこ向けて一生懸命に」 

2012年の引退後、再び提案し発足へ

松井さんはその後09年までヤンキースでプレーし、その後エンゼルス、アスレチックス、レイズと渡り歩き、12年12月に現役を引退した。

その間も白井さんとは関係性が続いており、引退後間もなく松井さんと会う機会があった。ヤンキース退団に伴いフレンドシッププログラムは終了したが、ここで再び白井さんは松井さんへ想いを伝えた。

「もう一度、社会貢献そしてファンの方たちへ恩返しできるような活動をやりませんかと。その時にもジーター選手やリベラ選手の話、あとバーニー・ウィリアムズ選手もファウンデーションを立ち上げていましたので、その話をしながら活動のメリットをお伝えしました」

その後、松井さんからも”一緒にやりましょう”と白井さんへ返事をし、「Matsui 55 Baseball Foundation」の設立が決まった。

白井さんの想いに共感し、ファウンデーション設立が決まった

次ページ:「何か一つ好きになって、そこに一生懸命頑張ってほしい」

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