「次世代を担う子どもたちに伝えていく」 ステフィン・カリーの想いを実現した喜田剛氏の様々なアイデアとは?

近い将来誕生するカリーコート

現在、喜田はカリーシートやキッズデーの成功に向けて力を注いでいる。それぞれのイベントを成功させた先に、どんなことに取り組みたいか。実現したい構想があるという。

「実は”カリーコート”をつくろうと考えていまして、そこでバスケクリニックを開催するという構想があります。球技が禁止になっている公園も多く、都内でも誰もが気軽に来てバスケをする場所は少ないかと思います。

我々は先ほどのコンセプトである『世界中の若者たちが平等にスポーツを楽しむ機会を創出する』この考えに基づいています。まずは1か所目を完成させるためにこれから準備を進めていますが、ゆくゆくは全国につくっていきたいのです」

カリーの想いが1つ現実になろうとしている(提供:アンダーアーマー)

なお、ステフィン・カリーはブランドを立ち上げた際に以下のコメントを寄せている。

”今の自分があるのは、子どもの頃にスポーツをしていたから。スポーツは若者たちに多くのことを教えてくれる。このブランドを通じて、誰もがスポーツにアクセスできるよう情熱を注いでいく”

喜田もカリーの想いを受け、これからも持ち前の発想力と行動力で日本のカリーブランド発展と、斬新なアイデアを具現化させていく。

「スポーツが好きになり、プレーするきっかけに」

まずはアンダーアーマーキッズデーが来たる大型連休に開催される。喜田もその成功に向けた準備に多忙な日々を送っている。キッズデーに込めた想いについて伺うと力強く答えた。

「参加してくれる子どもたちにとって特別な思い出になることは大前提です。ブランドとしての取り組みをより多くの方に知っていただきたいですし、さまざまな側面からスポーツを好きになって、プレーする子どもたちが増えてほしいと願っています」

そして、これからの取り組みについて改めて問うと、「今回のようなワクワクする体験をどんどん積み重ねていきたいです」と話した。

キッズデーではどんな特別な思い出が醸成されるのか。次はイベント当日の模様をお伝えしていく。

(つづく)

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