川崎ブレイブサンダース「&ONE」プロジェクト 成功に導く”2つの絆”「365日川崎ブレイブサンダースと共に」
ブレイブサンダースが生活の中に。 ”365プロジェクト”
来る新シーズン、「&ONE」としては2シーズン目を迎える。昨年の実績からさらに発展させるため、1つ大きなチャレンジがあるという。
「社内では”365プロジェクト”と名付けているのですが、365日川崎ブレイブサンダースとバスケ、もしくは『&ONE』に触れてもらえる機会をつくりたいです。
試合日はもちろん、試合以外の日が大半なのでそこでどういう施策ができるかが大事。チャレンジのテーマにしたいです」
すでに夏休みの宿題に合わせ、川崎市の小学生向けに&ONE days ポスターデザインコンテストを開催。来年2月に開催を予定している第2回「&ONE days」の試合会場や、川崎市内の公共施設に展示。その他にも、武蔵小杉の商業施設と連携しイベントを開催するなど市と協力しながら活動を進めている。
ここまでお送りしてきた「&ONE」プロジェクト。これはクラブの活動の1つに過ぎない。それは、クラブが掲げている「アジアナンバーワンのクラブになる」そのプロセスのピースなのである。
元沢は最後、いよいよ始まる今シーズンに向けて抱負を語った。
「2つあります。1つは経営基盤をしっかりと固められる1年にしたい。これまで売上・利益ともに伸ばせていますが、今シーズンが(東芝から)承継して一番勝負の年なので、経営基盤をしっかりつくります。
もう一つはアジアに向けて勝負するためにはハードが絶対必要です。アリーナですね。10,000人規模のアリーナが必要なので、できるだけ早く発表できるようにしたいなと思っています」
昨シーズン、スポーツ界に話題を呼んだ「&ONE」プロジェクト。今年はどんな施策が行われるのか。その一つ一つが川崎市民に多くの笑顔を届けていく。
(おわり)