”24時間365日川崎にコミット” ブレイブサンダース 生粋の川崎人が掲げるキーワードは「スポンサーアクティベーション」
2018-19シーズンよりBリーグ 川崎ブレイブサンダースは 東芝からDeNAへと承継し、新たなスタートを切った。
株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 川崎地区営業部の板橋大河さんに登場いただき、前編では野球からバスケへどうチューニングしてきたかを中心に伺った。
後編では、コロナ禍の現状とどのように向き合っているのか・そして今後どんなクラブにしていきたいかその想いにフォーカスする。
(取材協力 / 写真提供:川崎ブレイブサンダース)
「露出ファーストの時代は終焉してきている」
地元の企業の期待を受け、それを結果で応えてきた板橋さん。今後さらに強化していきたいことは何かを伺った。
「一番強めていきたいのは”スポンサーアクティベーション”です。具体的にはノベルティーの制作やイベントの開催といった看板掲出以外の商標活用です。理由としては露出ファーストの時代は終わってきていると思っているためです。
試合を通じてファンとクラブがつながっていくのは普通の構図です。そこからさらに商標を活用した企画をスポンサー様が発信し、ファンの皆さんと繋げることができれば、必然的にファンの皆さんが喜んでもらえる場所・雰囲気が醸成されていくと思うんです。
なので企業様に向けたアクティベーションの提案の質を追い求めていきたいと考えています。これはブレイブサンダースに来て初めて挑戦できることなので、個人的には使命感を持って取り組んでいるところです」
実は板橋さんは生まれも育ちも川崎。地元のチームに関われるという特別な縁も背負って仕事と向き合っている。
「僕も24時間365日仕事をしてる状態になると思うんですよ。朝起きてから寝るまで川崎の中にいる。ブレイブサンダースの浸透度をすごく感じる生活をしているので、24時間365日”川崎にコミットしている状態”があるなと思っていますし、モチベーションになっています」