川崎ブレイブサンダース 地域とのコミュニケーションが創る絆「スポーツの域を超えたまちづくりに関わっている」
子どもたちが早くバスケに触れられる場を
内藤さんは学生時代、バスケ部で活動していた。だからこそ、プレーする楽しさを知ってほしいという想いはより強い。
現在は仕事としてプロバスケットボールクラブの一員として関わるようになり、その想いがさらに強くなった。
それを実現する1つの場がバスケットボールスクールの「THUNDERS KIDS」。
4歳(年中)~小学校1年生、小学2~4年生、小学5年生~の3クラス制で、それぞれ初心者・経験者と2クラスに分けて運営。経験問わずバスケットボールを楽しめる場を設けている。
「子どもたちにバスケを早いタイミングから体験してもらえればと思っています。『バスケに興味ある!』という人たちをどこまで増やせるかもそうですし、体を動かす意味においても、気軽にバスケに触れやすい場を作りたいと考えています」
ー子どもたちにより早くバスケに触れる機会をつくりたいー
これは自身の担当である地域振興の面とリンクして広がっている。ホームゲームの日は雨天を除き、とどろきアリーナに移動式のゴールを立ててフリースローチャレンジ企画を開催している。
3月には川崎市の企画で、修学旅行に行けなかった市内の小学6年生に向けてよみうりランドの貸切イベントを開催した。その際もバスケットゴールを持ち込み、フリースロー体験を行うなど今も積極的に出向いている。
バスケットボールの普及活動を地域・スクール両面で行う中で、内藤さんもその手応えを感じている。
「数字におきましても、スクールに携わってる人数が僕がアサインした昨年9月以降でも生徒は増えていますので、広がりは感じていますね」