川崎ブレイブサンダース 地域とのコミュニケーションが創る絆「スポーツの域を超えたまちづくりに関わっている」
「BE BRAVE」の精神を浸透させる
内藤さんは地域振興に加え、アカデミー事業も担当している。
クラブが運営しているアカデミーは「川崎ブレイブサンダース ユースチーム」「チアダンススクール【IRIS GIRLS】」「バスケットボールスクール【THUNDERS KIDS】」の3つ。
ユースチームは、トップチームと一貫した指導方針を掲げ、U18・U15・U12・U15女子と4つの世代別で運営している。内藤さんは、ユースチームの考え方をこう解説した。
「(ユースチームの)考え方の1つとして、トップチームとどのようにつながっていくかを重要視しています。クラブのアイデンティティにある『BE BRAVE』というのを、ユースチームの中でどう浸透させるかはすごくこだわって指導しています。勝敗はもちろん大事ですけども、『BE BRAVE』の姿勢をパフォーマンスレベルでしっかりと体現できてるかをすごく大事にしていますね」
ーBE BRAVEー
川崎ブレイブサンダースの選手をはじめ、コーチ、チームスタッフ、フロントスタッフを含むクラブと、応援してくださるファンの皆様方とが一体となって “B.LEAGUEを制覇し川崎からバスケットボールの未来をつくる” という目標に向かって戦う姿勢を表す言葉です。
(クラブ公式サイトより)
DeNA川崎ブレイブサンダースが発足した2018-19シーズンに制定されたクラブのアイデンティティ。この考え方はもちろん「IRIS GIRLS」や「THUNDERS KIDS」にも浸透されている。
トップチームの考えをアカデミーにも落とし込む。内藤さん始め、アカデミー事業部が最も大事にしているスタンスである。