”24時間365日川崎にコミット” ブレイブサンダース 生粋の川崎人が掲げるキーワードは「スポンサーアクティベーション」

「一番スポーツ熱が高い街」川崎の誇りを胸に

コロナ禍前のとどろきアリーナ。満員のファンが応援している

前述の通り、承継時からスポンサー数は約3倍に伸び、着実に川崎に根付いている。地元企業からの期待も肌で感じているという。

「地域の方々も我々に『何か大きなことをやってくれそう』『川崎の街をさらに元気にしてくれる存在だよね』といった期待感、ポジティブなイメージを持っていただいている企業様が多いと感じています。フロンターレさんが積み重ねてきたところも大きいですし、僕らがやろうとしていることにおいてもイメージが付いてきた感覚があります」

アリーナにユニフォームを着て来場する方も増え、着実に川崎に根付いている

そして最後、板橋さんとクラブの未来についてどう描いているか伺った。

「川崎のプロスポーツクラブなので、たくさんの地元企業様とお会いして盛り上げていければと思います。スポンサーアクティベーションになる企画を我々と一緒に考えることによって、それが街に溢れていくことが、地域活性化につながることだと信じて止みません。

私見ですが、川崎の街が日本で一番スポーツ熱が高いと思っているので、今後も挑戦していきたいです」

最後は川崎への誇りを込めた熱いメッセージでインタビューを締めくくった。ブレイブサンダースが川崎のシンボルとなっている今も、クラブの挑戦は続いている。

(取材 / 文:白石怜平)

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