「リーダーシップを持って積極的に取り組みたい」アルバルク東京・テーブス海 期間限定ショップのイベントに来店 ファンと交流し、新シーズンに向けて語った決意
1日、アルバルク東京のテーブス海選手がSHIBUYA109 渋谷店内の期間限定ショップ『アルバルク東京 POP-UP SHOP』に来店した。
抽選で選ばれたファンを対象にサイン会を行い、直接交流を深める時間になった。
(写真 / 文:白石怜平)
期間限定ショップのイベントに登場
アルバルク東京は、8月27日(火)から9月4日(水)の期間限定で「アルバルク東京 POP-UP SHOP 」をオープンしている。
「SHIBUYA109渋谷店 地下1階 DISP!!!」にあるこのショップは、チームを愛するファンにとって新シーズンに向けた気持ちを高める場となっている。
期間中はグラフィックデザイナーのMQが描くHoops Peepsシリーズとのコラボレーショングッズの販売の他、マスコットキャラクター「ルーク」のグリーティングやアルバルクチアリーダーのショップスタッフ体験、そして選手も来店するなどイベントも多く展開された。
今年はテーブス海選手(1日)と大倉颯太選手(4日)が来店することになり、テーブス海選手が来店したこの日は当選したファンが感激の様子を見せていた。
今回選手とのイベントに参加できる対象は、事前抽選で当選し3,000円以上グッズを購入した方々。その場で選手がサインを入れ、その間に交流ができる。
この日来店したテーブス海選手は、「パリ2024オリンピック競技大会」の日本代表としてもプレー。それもあり、サインを入れるグッズも「JAPAN」と入ったユニフォームやTシャツも多くみられた。
サインの後は自ら記念撮影を呼びかけるなど、積極的にファンサービスを行った。
約30分、計45名のファンと交流したテーブス選手は「ファンの方と直接会って話をすることはなかなかないので、新鮮ですごく楽しかったです」と笑顔で振り返った。
不変である「チームを優勝に導くポイントカードになること」
イベント終了後はメディアへの取材に応じ、五輪での戦いや2024−25シーズンに向けてなどを話した。
日の丸を背負って出場した五輪では「悔いの残る大会になった」としながらも、「あの舞台を経験できたのはとても大きいですし、次につなげてアルバルクで成長した姿を見せたい」と、来月開幕するシーズンを見据えた。
アルバルクでは、大倉颯太選手と菊地祥平選手が新たにチームに加入する。(菊地選手は2021−22シーズン以来の復帰)
新戦力との融合については「オフコート・オンコート問わず新しい雰囲気を持ってくれると思いますし、一緒に試合に出るのが楽しみです」と語った。
世界の舞台で戦い、自身の役割を再認識したというテーブス選手。
チームとして果たしたい役割を問うと「チームをBリーグで優勝に導くポイントカードになることが目標なので、その役割を果たしたい。それはずっと変わっていないです」
と力強く述べた。そのために、今シーズンは一つテーマを持っているという。
「今シーズンは”リーダーシップを持つこと”です。ライアン(・ロシター)が僕たちのリーダーではあるのですが、負担も大きいと思います。その負担を減らせるように僕もリーダーシップを持って積極的に取り組みたいです」と答えた。
今シーズンは都内6会場(2日現在)でホームゲームが予定されている。連覇を果たした2018−19シーズン以来のチャンピオンに向け、戦いの幕が開けようとしている。