川崎ブレイブサンダース  チャンピオンシップ進出に向けて広島ドラゴンフライズと対戦 痛い連敗もGAME2終盤の猛攻で希望を繋ぐ

4月6日~7日、川崎市のとどろきアリーナでB .LEAGUE 第30節「川崎ブレイブサンダース vs 広島ドラゴンフライズ」の試合が行われた。

チャンピオンシップ進出に向けて負けられない川崎、共にワイルドカードを争う広島との対戦となった。

(写真 / 文:白石怜平)

広島が効果的に得点を重ね、初戦を制す

第1Q、久々にスターターとして出場したトーマス・ウインブッシュの3Pシュートが決まり幸先よく先制する。

先制の3Pを決めたウィンブッシュ

一方、広島はニック・メイヨとアイザイア・マーフィーが得点を重ね逆転すると、上澤俊喜も3Pシュートを続けて決め、川崎が逆転を許す展開に。

それでも、ニック・ファジーカス、藤井祐眞、ロスコ・アレンがフリースローを確実に積み重ね、野﨑零也が3Pシュートを決め反撃を見せた。

1Qは川崎が16-20と4点ビハインドで終える。第2Qも野﨑がシュートを決めて2点差に詰め寄りスタート。

出場後すぐに得点を挙げた野﨑

ここから広島が徐々に抜けていく。武内理貴、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、三谷桂司朗が3Pシュートを成功させる。

一方、川崎は広島のディフェンスに思うように得点をさせてもらえず、29-41で前半を終えた。

後半も川崎は苦戦を強いられる。メイヨが3Qの最初で5得点をマークすると、山崎稜・三谷と次々に3Pを決められる。

この試合奮闘しているウィンブッシュがレイアップを決めるなど追いかけるも、これまで幾度となく3Pシュートを決めてきた攻撃陣がことごとく阻まれた。

広島のニック・メイヨ

そして最終Q。川崎はこのQで大きく得点力を見せ、試合をものにしてきた。ただ、今回は広島が攻撃の手を緩めることなく出場したメンバーが得点を重ねる。

川崎もアレンがジャンプショットを見せるなど会場を沸かせるも及ばずGAME1は60-94で広島が初戦を制した。

華麗に得点を決めたアレン

終盤の猛攻で差を詰めるも、広島に連敗

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