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ドジャースが日本公式ファンクラブの26年度詳細を発表!日本のファンの情熱に応えるコンテンツは、次世代のファン獲得も目標に

1月27日、都内で「26年度 ロサンゼルス・ドジャース 日本公式ファンクラブ」の詳細が発表された。

ドジャースのマイケル・スペトナー氏が登壇し、今季の展望などが共有された。

(写真 / 文:白石怜平)

日本そしてロサンゼルスでも感じた日本人ファンの“情熱”

今回プレゼンターを務めたのは「ビジネス戦略&アナリティクス担当 バイスプレジデント」のマイケル・スペトナー氏。2020年・24年のワールドシリーズ制覇の証であるチャンピオンリングを指につけ登壇した。

昨季は第7戦、それも延長戦にもつれた激戦を制し、球団初のワールドシリーズ連覇を果たしたドジャース。その原動力となったのが、大谷翔平選手・山本由伸選手・佐々木朗希選手の日本人3選手である。

スペトナー氏は、日本そしてロサンゼルスで交流した日本のファンの印象についてリスペクトを贈る。

「この3選手が揃っているからこそ、日本のファンの皆様の注目度もどんどん高まってきていると感じています。

私もここ数年、日本のファンの皆様とお話をすることで楽しく過ごしてきましたが、世界屈指の素晴らしいファンだと思いました」

特に「情熱のレベルが違う」と印象を語ったスペトナー氏。そう感じた理由を問うと以下のように答えてくれた。

「皆さんが選手そして野球にすごく誇りを持っていらっしゃると感じました。これは素敵だなといつも思っているのですが、まるで自分の一部が日本人選手に乗り移って反映されていると。

だからこそ、誇りを持ってそのプレーを見守っているし、本当に特別な瞬間でもあるんだろうなと感じております」

日本のファンから情熱を感じられると語ったスペトナー氏

ここから本題へ。まずは昨年発足した日本での公式ファンクラブだが、25年は大成功を収めたと誇った。

最上位のMVP会員は販売開始からわずか2分で完売。

昨年行われた「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」の試合チケット抽選や、ドジャー・スタジアムでのレギュラーシーズン試合チケット及びストア商品の割引など数々の特典を揃え、会員は4万人を超えた。

スペトナー氏も、日本で瞬く間に起きた反響には本当に驚いたという。

「なんとファンクラブの会員2000名以上の方が、実際に割引特典を使用してロサンゼルスに足を運んで観戦をしていただきました。 

多くがMVP会員もしくは次ランクのオールスター会員の方々なんですけれども、そのチケットの割引内で会員費を賄うぐらいになったこと。私たちにとっても嬉しい驚きでありました」

加えてファンクラブ会員を対象としたパブリックビューイングを9月20日(日本時間)に開催し、これも受付開始から1時間で完売。

なんとその試合は奇しくもクレイトン・カーショー投手のレギュラーシーズン本拠地最終登板で、大谷選手も52号本塁打を放つなどで勝利しプレーオフ進出を決めた日でもあった。

初年度から大きな反響があったことを明かした

「その他にもファン参加型コンテストや抽選会など多くを行いました。ハイライト(重要な)のイベントと通年の事業を通じまして、ファンの方々のエンゲージメントはすごく高かったと感じています」

「次世代のファンそして選手たちへ」26年度の展望

そして2年目を迎える26年度は、更なる拡充を図っていく。スペトナー氏は今年度に向けて掲げた3つの目標を表明した。

「一つ目はドジャースの様々なワクワク感・エキサイトメント・ドジャースの体験をさらに展開していきたいです。

二つ目は、日本各地に拡大したいと思っています。本年度は会員数10万人を目指しています。

三つ目は会員のエンゲージメントをさらに向上させていく。最も素晴らしい価値と体験というものを提供していきます」

26年度はファンクラブとして3つの目標を掲げる

三点挙げた目標の中で最も時間を割いて説明したのが二番目の日本各地への拡大だった。昨年のファンクラブ会員は、全体のうち51%が関東地域在住というデータがある。

大谷選手・佐々木選手が岩手県出身・山本選手は岡山出身であり、また関東地方のみならずドジャースを応援している野球ファンは全国にたくさんいる。

それを知る球団は、このファン層をより広く拡大していく想いを抱いている。

リーチ拡大に向けたプライオリティの一つに設定しているのが、子どもたちや若者の層たち。ドジャースの魅力を感じてもらうことで新しいファンを獲得したい考えを持っている。

「いわゆるユース世代というのは、まさに次世代のファンでもあり、次世代の大谷選手たちになる可能性があります。少年野球からプロ野球選手になった時に、その先はドジャースへと思っていただきたいわけです。

我々は一年を通じて、様々なパートナー・学校・リトルリーグといったチームなどと様々な形で手を組み、協力し合うことで裾野を広げていきたいです」

関東のみならず日本各地で拡大を図る

大きな気づきを得たという「ドジャース・エクスペリエンス展」での体験

そして全国展開に向けて検討している構想が「ドジャース・エクスペリエンス展」の開催エリア拡大である。

昨年は東京での開幕戦に合わせ、TOKYO NODEで3月に開催された「ドジャース・エクスペリエンス展 at 東京シリーズ by グッゲンハイム」

24年ワールドシリーズ優勝トロフィーや大谷翔平選手の「50-50」の偉業を讃える展示のほか、ドジャース140年の歴史を彩ってきた名選手たちを紹介するコーナーなどが展開された。

なお、先ほどスペトナー氏が上述した日本のファンの情熱。それはドジャース・エクスペリエンス展で目にした光景からも強く感じたと明かしてくれた。

「私もファンの皆さんとさまざまな経験をさせていただいて感じるところがあるんですけれども、実はロサンゼルスではなくて、東京でのドジャースエクスペリエンス展を開催した時の初日でした。

お客様が出てくるところを拝見してまして、私自身も非常に驚いたことがありました。

というのも、目に涙を浮かべて会場を出ていらしたんですよ。それだけドジャースの体験というものが、彼らにとって濃密なものだったことが私自身とても驚きました。

アメリカのファンの情熱と日本のファンの皆さんが感じている情熱というのは、異なる性質があるのかもしれないという、大きな気づきをいただいた体験でした」

ドジャース・エクスペリエンス展でも情熱と気づきを得たと語る

26年度も、山本由伸投手のライブQ&Aの参加権利やチームの裏側を知れる映像コンテンツの提供など、既存のラインナップから進化を図る公式ファンクラブ。

SNSの公式アカウントを開設し、発信力も高めようとしている。最後に今年度に向けてスペトナー氏は、熱く想いを述べて会見を締めた。

「日本の素晴らしいファンの皆さんに恵まれていることを誇りに思うとともに、皆様と共にこの体験を楽しんでいきたいです。

日々の感謝の気持ちとともに、さらなる高みでこの目標を実現することで、皆様により良い体験と価値を提供していきたいと決意を改めております」

MLBで頂点に立ち続ける名門は挑戦の歩みを止めず、日本への感謝とリスペクトを持ってファンとの絆を深めていく。

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