鈴木啓太が挑むコンディショニング改革「全てのアスリートを応援したい」

28競技の検体を取得し、選手を数値化

現在、AuB株式会社では28競技500名そして1000以上の検体を取得している。
「我々は世界で最も多くの検体数を持っています」と自信を持って語った。

鈴木はプロサッカー選手であったが、もちろんサッカーだけでとは考えていない。筋力が必要な選手・持久力が必要な選手など競技や選手によってそれぞれ違うニーズがある。

Aubでは、腸内環境を数値化し、それを基にアスリートへフィードバックを行ってきた。
その際の食生活や生活習慣に関してアドバイスをしてきた経験や、選手の抱える課題・解決策といった「知見」を多く保持している。

知見を蓄積し、検体をデータベース化することでアスリートのパフォーマンス向上に繋げている。その中で特に大事になってくるのは知見を取得することだという。

「選手がどういった課題を持っているかヒアリングするのが最も重要です。食事のアドバイスや管理をベースにし、腸内環境を改善することでコンディション向上に貢献します」

また、数値化することを重要なポイントとして挙げた。数値化することで自分を見直し、そのデータを基に食事を改善することで腸内細菌のバランスが変わる。どのくらい改善できたかは数値化することで具体的になる。目標設定と行動を変えることで自ら食事を選択できるようになることを目標としている。

「数値が変わることも大事だが、自分で選択できるようになることが最も重要です。例えば“これを食べないといけない”と食事が出たとします。そこで“〇〇が足りていない”と自分で気づいて選択できる。そして腸内細菌の数値が正しい数値になっている。これが目標なんです」

数値化と知見を組み合わせてアスリートをサポートする

関連記事一覧