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G.G.佐藤 ”現役最終打席”は殊勲の同点打!この試合で伝えたかったメッセージとは?〜引退試合ドキュメント後編〜

「諦めることなくチャレンジを」引退セレモニー全文

終了後、G.G.佐藤の引退セレモニーが行われた。本塁後方でオーロラビジョンを向くとメッセージが。映し出されたのはイチロー氏…ではなくモノマネ芸人のニッチロー氏。

「G.G.。どんな言葉をかけていいのか、なかなか言葉が見つからないよ。だから僕にはこんなやり方しかできません。許せ、G.G」

どこかで聞いたことのあるようなセリフと演出。昨年、松坂大輔氏の引退セレモニーでイチロー氏がサプライズで登場したシーンの”再現”だった。

ニッチロー氏が花束を持ちG.G.佐藤の元へゆっくりと歩み寄り手渡すと軽く言葉を交わし、そのまま一礼してグラウンドから姿を消した。

花束を渡し去っていくニッチロー氏

そして、雨の中最後まで残ったファンに向けてG.G.佐藤からの挨拶。以下、全文をお送りする。

「今日はみなさま、たくさんご来場いただきましてありがとうございます。この浦安から近い行徳という街で生まれ育ち、近所の公園での父親との練習から野球人生がスタートしました。

それから30年以上、経ちました。日本・アメリカ・イタリアとたくさんの場所で野球と旅をしてきました。今日、この千葉で最後、このような場を設けていただきまして本当に嬉しいです。

今独立リーグでプレーする選手たちにもメッセージを贈った

あと、北京にも行きましたが、それは思い出したくない記憶です(会場笑いに包まれる)。あの時失敗をして、うまく行かないこともありました。でも、失敗のない人生は成功しないと思います。

今日、若い選手たちと一緒にプレーができて本当に楽しかったです。僕自身も26歳で西武ライオンズに入団しました。諦めることなくチャレンジを続けて、夢を叶えていってください。頑張ってください!ありがとうございました!」

最後にはお約束。「G.G.佐藤といえばあの一言で締めたいと思います!今日をもちまして、G.G.佐藤から普通の佐藤に戻ります」

と、最後の”キモティー”を炸裂させ、セレモニーは終了した。

ナインと言葉を交わし、スタンドにも挨拶

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