• HOME
  • 記事一覧
  • 指導 / 教育
  • 「見て覚えることで、自分で考えるきっかけに」ライオンズアカデミー 石井丈裕コーチも認めた新たな取り組みとは?

「見て覚えることで、自分で考えるきっかけに」ライオンズアカデミー 石井丈裕コーチも認めた新たな取り組みとは?

なお、本項から少し逸れるが大人向けにもレッスンを展開している。草野球で活躍したい方や自身が指導に活かしたい方などに向けてアカデミーのコーチが講師を務めている。

大人向けにもレッスンを展開している(球団提供)

石井コーチも指導を行っているが、時折恐れていることが起きてしまうという。

「たまに怪我をされる方もいらっしゃいます。気持ちはすごく分かるのですが、張り切って一気に動いてしまうんです。我々も気をつけていますが、ご自身の生活などにも影響出ると思いますので我々も気を払って指導させていただいています」

子どもの場合は、より怪我には気を配っていかなければならない。ここで怪我をしてしまえば将来の選手生命に関わり、未来への可能性を潰しかねない事態となってしまう。 石井コーチも真剣な眼差しで、こう続けた。

「子どもたちにはこまめに報告してもらっています。一度怪我をしてしまうと無理をしてしまうので、走れない子は休んでもらったり、肩が少しでも痛ければ投げないなど、私たちも管理は徹底しています。チームで試合がある時に痛くて出られないことは何としても避けなくてはいけません」

次ページ:南与野校ではアカデミー初の動作解析を導入

関連記事一覧