第42回 市川市少年野球春季大会開幕 〜”新しい野球のスタイル”を合言葉に〜

開会式は当日試合のチーム限定で参加

18日、市川市の妙典少年野球場で開会式が行われた。この日も感染対策の一環で、例年は全チーム参加するが、今回は当日試合のあるチームに限定。マスク着用のうえ、整列間も極力距離を保って入場行進を行った。

式の参加は当日試合があるチームに

冒頭、市川市少年野球連盟の中嶋貞行会長が挨拶。年明け早々に発令された緊急事態宣言により、連盟は1月8日(月)〜3月22日(月)まで活動停止を指示した。全チームがその指示を守り、感染者を出さなかったことに触れながら

「今日迎えた素晴らしい開会式。素晴らしいプレーを皆さんに見せて”こうすれば(ウイルスを)移らない・移さない”をモットーに、元気で新しい野球に挑戦してください」と今シーズンへ向けてエールを贈った。

市川市少年野球連盟の中嶋貞行会長

続いて村越祐民(むらこし ひろたみ)市長も多忙の合間を縫って出席。関係者の尽力に感謝の気持ちを述べ、

「珍プレーが出た時はチームでカバーし合う、好プレーがでたら相手問わず拍手を送っていただきたい。ケガなく、フェアプレーで頑張ってください」と挨拶した。

村越市川市長も参加した

会の最後は選手宣誓。AKキッズの前田円壱選手が務めた。

「我々選手一同は仲間と励まし合いながら、この大会を待ち望んできました。僕たちにとってこの大会がオリンピックです。コロナウイルスを吹き飛ばすような熱い戦いをすることをここに誓います」と選手を代表して決意を述べた。

選手宣誓を務めたAKキッズの前田円壱選手

開会式後は全4試合が行われ、これまで野球を満足にできなかった鬱憤を晴らすように、はつらつとしたプレーを見せた。待ちに待ったシーズン、コロナ禍と向き合いながらどんなスタイルの野球を見せてくれるのか。連盟の力を合わせた挑戦が始まった。

【関連記事】
市川から全国へ!「第13回小笠原道大杯」レポート

関連記事一覧