ソフトバンク・柳田悠岐 明かしたバットのこだわりと今季への巻き返し
オフの自主トレでは清宮や安田が参加
今回対談した吉田とは、19年まで2年間自主トレを共にした間柄でもある。糸井嘉男(阪神)らとともに行うトレーニングの様子はSNSで話題を呼んでいた。
糸井と自主トレを行い始めたきっかけは13年オフに遡る。当時オリックスの主力だった糸井に柳田が参加を志願したことだったという。
「僕は糸井さんにお願いして最初始めました。当時の秋山監督が糸井さんのところに一緒に行ってくれて、『柳田をよろしく』ということで、一緒にはじめました。その後正尚がいつの間にか(笑)」
と茶目っ気たっぷりに振ると吉田も「僕も糸井先輩が師匠なので、そこがきっかけです。ギータさんとは2年目のオフにグアムで初めて出会いまして、そこからよくしていただきました」と返すなど、互いの仲の良さを伺えた。
柳田の自主トレでは、清宮幸太郎(日本ハム)や安田尚憲(ロッテ)が参加している。
球団の納会ゴルフの際に、清宮から帯同を申し込まれたことを明かし
「恥じないように、成績を出さないといけないプレッシャーもあります。練習に取り組む姿勢もしっかりしないといけないです」とコメントしていた。
また、最初の質問では期待の若手を問われており、
「リチャードです。スイングが素晴らしいです。経験を積むのとあとは自身で感覚を掴めばとんでもない成績を残せる可能性がある」
と昨シーズン1軍デビューし7本塁打を放った未来の主砲候補に期待を寄せていた。
チームは上述の通り4位。藤本博史新監督が就任し、来シーズンは主将を任される。来る2022年に向けては
「優勝です。キャプテンとしてもチームを引っ張りながらオリックスに勝ちたいです」と2年ぶりの日本一を目標に掲げるとともに、個人においても
「フェンス手前で打球が失速することが多かったので、ランニングもそうですしフィジカルトレーニングをしています」と巻き返しを誓った。
※アンダーアーマー ベースボールフェスタのダイジェスト動画を公式アプリにて公開中。
【関連記事】
柳田悠岐×吉田正尚が初対談!アンダーアーマー ベースボールフェスタ2021
オリックス・吉田正尚 会見で明かした打撃の意識と自身で選んだ”最高のバット”