
清原和博氏「復活!その先へ…」指導者に向けて贈った子どもたちとの向き合い方とこれからの夢〜特別講演会第二部〜
内田コーチから教えられた”プレーボール”の意味
近年、真剣勝負の大舞台でも”楽しむ”というフレーズが用いられている。甲子園においてもマウンド上で野手が集まった際やバッテリー間で緊張を和らげるために笑顔をつくるなど、考え方が変わりつつある。
清原氏はプロ生活でお世話になったコーチとのやりとりを明かした。
「巨人時代、内田順三コーチという鈴木誠也選手(カブス)や名だたる選手を育ててきたコーチなのですが、とてもお世話になりました。その内田さんに『キヨ、プレーボールって意味知ってるか?』って聞かれて僕は答えられなかったんですよ。
内田コーチがアメリカに行った時に教わったそうなのですが、プレーボールと言うのは”さぁ遊びましょう”って意味らしいんです」
自身は”楽しむ”ということは考えになかったという。ただ、今の時代は上述の通り、楽しむと宣言する選手もいる。清原氏はこれを踏まえた上で、こう語った。
「今の時代と言うのは、よくWBCやオリンピックなどでも楽しみたいと言う選手もいますし、選手の目線に立ってそういった気持ちにさせるような指導をしてほしいですね」
そして二部の最後は改めて「失敗から学ぶこと」。失敗を経験し、そこから乗り越える力について加藤氏から意見を尋ねられると、3月13日に福島の地で開催できたことの感謝と共にこう述べた。
「僕は人生で大失敗してますが、何度でもやり直しはできると思っています。過去は変わらないですけども、未来は変えられます。最後に2月から延期されて3.11の後のこの日。僕の数字大好きな3が二つある3.13、本当に一生忘れないと思いますね」

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