
DeNA 新ホームユニフォームを発表! 新たに施された星のイエローが目標へいざなう誘導灯に
1月27日、横浜市内で開催された「横浜DeNAベイスターズ 2025初春の集い」。
三浦大輔監督に加えて筒香嘉智選手、14年ぶりにベイスターズ復帰となった村田修一野手コーチと共に、今シーズンのスローガンや新ホームユニフォーム発表などが行われた。
スローガンの次は2年ぶりに新しくなったホームユニフォームがついに披露。新たなデザインには指揮官も自然と熱くなるほどの想いが込められていた。
(写真 / 文:白石怜平)
今シーズンのスローガン「横浜奪首」が発表された次には、新ホームユニフォームのお披露目へ。早速ベールがはがされると、お待ちかねの新戦闘服が表れた。

特徴の一つは、昨年までのホームユニフォームに見られた「YOKOHAMA STRIPE」がより太さを見せていること。
この中心に配置されたモチーフは従来の形を継承しつつ、さらにエネルギッシュかつ貪欲に頂点を目指す力強さを表している。
また、この”YOKOHAMA BLUE”であしらわれた2 本のストライプには、新たにイエローのラインを配置。
これはチームのアイデンティティであり、球団ロゴにもデザインされている”星”からきており、この星のラインがセ・リーグ優勝と日本一という 2 つの目標に向けて誘導灯のようにチームを誘う意味が込められている。
三浦監督はユニフォームが最初変わると聞いた時に、「『え?』と感じました」と語ったように最初は驚いたという。その真意を終了後に明かしてくれた。
「あれはユニフォームを変わると聞いてびっくりした意味での『え?』です。ただ、コンセプトを聞くとマイナーチェンジというかね。なるほどなと。
昨年までのより真ん中のラインが太く変わりましたし、黄色のラインが”導かれるように”という意味なので、そこを目指して戦っていく想いを聞いたらグッと熱くなるものがありました」

筒香と村田コーチはその新ユニフォーム姿で登場した。指揮官は2人を見ての印象を答えると会場からさらに拍手が湧いた。
「新しいユニフォームということですが、何着ても似合います。あと修一が久しぶりにベイスターズのユニフォームを着て戻ってきてくれました」
筒香は昨年からの変化を踏まえながら、若手時代から師弟関係を築いていた先輩と同じフィールドに立てることを喜んだ。
「新たに黄色のラインが入ったということで、去年達成できなかったリーグ優勝そして日本一をこの新しいユニフォームで達成できればと思います。
また僕個人としては、村田さんから受け継がせてもらった(背番号)25番をまた新しいユニフォームに変わったタイミングで着て、その村田さんとスタジアムで一緒にできることに幸せを感じています」

村田コーチは選手としてプレーしていた11年以来のベイスターズ復帰。青のユニフォームを久々に身にまとい、感情が自然と高ぶったという。
「ベイスターズのユニフォームに袖を通すことができて本当に光栄に思いますし、また身が引き締まる思いです。
今は懐かしいなという想いとまた頑張らなければいけないなというのが入り混じっていますが、今年日本一になる時まで常にその引き締めた気持ちを忘れずに頑張っていきます」

三浦監督は「このユニフォームのもと全員が一つになって戦っていきます」とファンに力強くメッセージを送った。
さらに太くなった絆と誘導灯に照らされたユニフォームで躍動し、2025年も横浜の街に歓喜と感動を届ける年へとつくり上げていく。