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横浜DeNAベイスターズ 2025年スローガン発表!「横浜奪首」のもと、リーグ優勝そして日本一連覇の頂へ

1月27日、横浜市内で「横浜DeNAベイスターズ 2025初春の集い」が開催された。

三浦大輔監督に筒香嘉智選手、そして14年ぶりに復帰となった村田修一野手コーチの3名が登場し、今シーズンのスローガンや新ホームユニフォーム発表などが行われた。

まずは今シーズンのスローガンが発表され、それぞれが想いを語った。

(写真 / 文:白石怜平)

”首位を奪う”想いを込めた2025年スローガン

最初のプログラムとして発表された今シーズンのスローガン。スーツ姿に身を包んだ指揮官自らが発した。

「今シーズンは『横浜奪首』です!」

三浦監督が2025年スローガン”横浜奪首”を発表した

「横浜進化」を掲げた昨シーズン、選手・チームが日々進化を遂げることでポストシーズンを勝ち抜いたベイスターズ。1998年以来の日本一となり、横浜に歓喜の瞬間をもたらした。

しかし、レギュラーシーズン3位という悔しさを決して忘れてはいない。指揮官はこのように決意を述べた。

「首位を奪い獲る。昨年果たせなかったセ・リーグ優勝そして日本一に向けて開幕からスタートダッシュを切れるよう、一年間通してこのチームスローガンのもと戦っていきます」

イベントの中盤、3名が今年の抱負を漢字一文字で記すコーナーでも色紙に「奪」と記した三浦監督。「チームスローガンから一文字を取りました」と、並々ならぬ想いを再度ファンに向けて発信した。

今年に向けた漢字一文字でもスローガンから”奪”とした

常に身近にあるスローガンの存在

筒香と村田コーチは、新ユニフォームに身をまとい壇上へと上がる。筒香は、まずチームスローガンが持つ意味について「選手そしてチームのモチベーションを上げるのに必要不可欠なものだと思います」と語る。

昨年は「横浜進化」そして8月下旬には「勝ち切る覚悟」を掲げ、チームは一つになり躍進した。

そのスローガンは横浜スタジアムのロッカーやグラウンドへとつながる動線などに掲示されており、常時目にできる状況にあった。

「それを見る度に『もう一度ひとつにならないといけない』と思わせてくれるものですので、チームスローガンは選手にとっても大きな存在です」

スローガンは必要不可欠なものだと語った

三浦監督も「常に身近にある言葉にするためにも、ロッカーもそうですし球場の入り口にもあります」と加え、チームに関わる全員にスローガンが浸透していることを表していた。

今回ベイスターズへと帰ってきた村田コーチはイベント終了後、”奪首”にかける気持ちを明かしてくれた。

「去年ベイスターズは日本一になりましたけども、常勝チームをつくるという意味では今年はすごく大事な年になるので、首位奪う気持ちは僕も強いです」

入場時は「おかえり!」の声が多く寄せられた

現役時代はエースと4番として投打でチームを牽引した三浦監督と村田コーチ。

三浦監督が会の途中で「修一はハートの強い男です」と紹介した通り、今シーズンにかける意気込みをスローガンと共に熱い気持ちを乗せて述べた。

「”横浜奪首”というのを常に頭のど真ん中・胸のど真ん中に置いて思いを馳せながら、チームのいい架け橋になれるよう尽力していきます。

リーグ優勝そして日本一を達成するために、外で学んだこと全てをチームに還元できるように三浦監督そして選手たちと共に戦っていきます」

2月1日にキャンプインしたベイスターズ。新スローガンのもとチーム一丸となり、25年のスタートを切った。

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