ユニバーサル野球プロジェクト2021開催決定 5/11から北海道など5地域で

堀江車輛電装株式会社は23日、「ありがとう甲子園 しあわせをつくるユニバーサル野球プロジェクト2021」の開催を発表した。北海道札幌市など全国5箇所で5月11日から開催される。

ユニバーサル野球とは、”野球盤”をモチーフにつくられた新たなスタイルのスポーツ。1㎝体を動かせればスイングできるようになっており、障がいの有無関係なくプレーできるのが特徴。

一般的な野球場(120m)の20分の1のサイズでつくられたグラウンドで、“誰もが参加できる、みんなが一緒に遊べる”をコンセプトに2019年3月より活動が行われている。

今年の3月、2年ぶりにセンバツ高校野球が開催。コロナ禍で活動が制限される中で希望の光となったことなどから”ありがとう甲子園”と題し、ユニバーサル野球無料体験授業を開催することが決まった。

※5/6 追伸:5/11は中止となりました。

昨年のユニバーサル野球の様子

開催場所は2020年高校野球秋季地区大会において優勝した高校の所在する5地域で、小学校や特別支援学校の協力で行われる。ユニバーサル野球を通じ、子どもたちにとって2021年の楽しい思い出をつくってほしいという想いが込められている。

尚、新型コロナウイルス感染対策のため、事前にPCR検査を受けたスタッフ1名が車で移動、検温消毒対応も実施する。(写真は堀江車輛電装公式リリースより)

「ありがとう甲子園 しあわせをつくるユニバーサル野球プロジェクト2021」
◆開催日および場所
5月11日(火):北海道真駒内養護学校(北海道札幌市)
5月22日(土):大和明星子供会(奈良県五條市)
5月29日(土):社会福祉法人 白梅学園(福井県敦賀市)
6月4日(金):須崎市立浦ノ内小学校(高知県須崎市)
6月30日(水):東京都立大泉特別支援学校(東京都)

◆ユニバーサル野球のこれまでの取り組み(以降、堀江車輛電装リリースより)
2019年3月に行った小平特別支援学校PTA主催の体験試合を皮切りに、 5都道府県12カ所の会場で体験交流会を開催。参加人数は、約400人の障がいのある方を含む約2000人(2019年実績)。

中でもベースボールクリスマス2019 in愛媛(主催:愛・野球博実行委員会、一般社団法人日本プロ野球選手会、12月開催)では、プロ野球選手と障がいのある方がユニバーサル野球で交流するという貴重な機会となった。

◆堀江車輌電装の「障がい者支援事業」について
堀江車輌電装株式会社は「柔軟な発想と実行力で、広く深く社会に貢献する企業」であることを経営理念としている。創業以来の柱である鉄道車両整備事業と、障がいのある方専門の職業紹介やスポーツ支援を行う障がい者支援事業、自社内の障がい者雇用の場であるビルメンテナンス事業を行なっている。

障がい者への総合支援(就労・生活・余暇)は、社会で生活していくことを強く願う障がい者とその支援者、そして障がい者を積極的に雇用しようとする企業の3者を結ぶ事業として、「トライアングル」と名付け展開している。

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