西武 春日部市と「連携協力に関する基本協定」を締結。OB土肥義弘氏も歓迎
西武は1日、埼玉県春日部市(市長:石川 良三)と「連携協力に関する基本協定」を締結したと発表した。
本活動は球団の地域コミュニティ活動「L-FRIENDS(エルフレンズ)」の一環で、本件で55市町村目となった。
「L-FRIENDS」とは、球団が行っているコミュニティ活動で、地域、ファン、選手、スタッフがひとつの仲間としてつながり、未来に夢をつないでいくということを目的に2018年3月より行われている活動の総称。
この日は、春日部享栄高校出身で投手として西武に9年在籍した土肥義弘・チーム統括部担当も参加。歓迎のコメントも寄せた。(写真は球団提供)
◆株式会社西武ライオンズ 球団本部 チーム統括部 土肥 義弘
「春日部共栄高校出身者として、思い入れのある春日部市さんが、ライオンズのフレンドリーシティになっていただけることを心からうれしく思います。
私は、ライオンズに入団後、選手、コーチを経験し、現在は、球団本部チーム統括部 編成グループ国際業務チーフ 兼 企画室の職務についております。
高校時代、1993年の夏の甲子園に出場し、準優勝できたことは、今でも、鮮明に覚えています。また、2014年には、母校・春日部共栄高校の硬式野球部の臨時コーチに就任し、その年の夏の甲子園に出場できたことも、昨日のように思い出されます。
1番印象に残っているのは、春日部市に初めて足を踏み入れたときです。春日部共栄高校の練習会に参加し、専用グラウンドを見て素晴らしい環境だと思いました。活気のある練習をしていて、「ここで野球をやる」と決めた日です。
それは私にとって人生のターニングポイントでした。
連携協定を締結することで、小学校の体育授業支援では、ライオンズOBのアカデミーコーチが春日部市内の学校を訪問します。
元プロ野球選手の指導が受けられますので、ぜひ楽しみにしてほしいですし、野球だけではなく喜ぶことや挑戦することなど、なにか子どもたちにとってインスピレーションを感じ、
人生のターニングポイントになるきっかけになれば素晴らしいものだと思います。近い将来、春日部市から、ライオンズの選手が誕生することを楽しみにしています」