• HOME
  • 記事一覧
  • 野球
  • 2021若獅子インタビューVol.16 #38牧野翔矢 故障を乗り越え迎えた3年目の目標は「防御率3点台と盗塁阻止率4割台」

2021若獅子インタビューVol.16 #38牧野翔矢 故障を乗り越え迎えた3年目の目標は「防御率3点台と盗塁阻止率4割台」

ライバルはそれぞれ長所がある。「僕の理想は内野の間を抜くような打球です。詰まってでも、泳がされてでもヒットになれば」とコツコツ単打を積み重ねていきながら戦いの輪に加わるつもりだ。

守備面で掲げる目標は、自らがマスクを被った試合での「防御率3点台」。そして盗塁阻止率は「4割台」と高い目標を掲げている。練習ではキャッチングとネットスローを何度も繰り返し「地味な練習ですが、全てにつながってくる大事なこと」と基礎をしっかり固める毎日だ。

現在、共にファームで調整を続ける柘植世那は「面倒見のいいお兄ちゃん」。タイプこそ違うものの、自主トレを一緒にする柘植が近くにいることは心強い。

「後半戦が始まっていますが、いま防御率5点台と高いので下げられるように、それによってチームが勝つことがベストですし、その中でもコツコツとヒットを重ねていきたいです」と巻き返しを誓った。

層の厚い捕手争いに加わるべく奮闘している

長く捕手を続けていながらも、プロ入りして改めて感じたことがある。

「プロになったら捕手ってヤバいポジションなんだと思いました。毎日が試合で自分の結果も残しつつ、チームも勝たないといけないとなるとプレッシャーが凄いです」とこの世界で自らに課された責任の大きさを受け止めている。

ただ、それは牧野の努力次第で一瞬にして勝利の立役者になる瞬間も訪れるだろう。

「チームが勝ったとき、ヒットを打った打者がヒーロー、好投をしたら投手がヒーロー、その次に捕手はヒーローだと思います。バッテリーとして見てくれたら嬉しいですね」とバッテリーでお立ち台に上がる日を実現させるべく、今日も白球に向き合う。(写真は球団提供)

西武ライオンズ広報部

関連記事一覧