第42回 市川市少年野球春季大会開幕 〜”新しい野球のスタイル”を合言葉に〜

第42回 市川市少年野球春季大会開幕 〜”新しい野球のスタイル”を合言葉に〜

4月18日(日)、千葉県市川市で「第42回 市川市少年野球春季大会」の開会式が行われた。

「新しい野球のスタイル」を掲げ、2年ぶりの開催

本大会は市川市少年野球連盟が主催し、毎年春季に加え夏季・秋季の3つが公式大会として位置づけられている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で全て中止となったため、2年ぶりの開催となる。

特に秋季大会5年生の部は、千葉県出身で現在は北海道日本ハムファイターズのヘッド兼打撃コーチを務める小笠原道大氏の冠大会「小笠原道大杯」(以下、小笠原杯)として2007年より継続して開催。

小笠原氏は毎年閉会式に出席し、表彰式では1人ずつ優勝メダルの付与や、最優秀選手へ直筆サインバットを贈呈するなど大きな盛り上がりを見せている。

表彰式では小笠原氏が直接メダルを付与。選手たちの一生の思い出となっている(19年小笠原杯より)

しかし上述の通り昨年は中止に。そのため今回は、春季大会の最優秀選手にと特別に用意。北海道から子どもたちの健闘を祈っている。

大会の最優秀選手に贈られるサインバット(写真は尾藤利昭連盟副会長)

今シーズン、連盟は”新しい野球のスタイル”を合言葉に、子どもたちが安全かつ楽しく野球を楽しめるように取り組んでいく方針を掲げた。

市川市少年野球連盟はじめ、出席した来賓の方々

コロナウイルス感染対策のため、まずは活動のガイドラインを設定。市川市隣接地域への遠征は事前申告制とし、1日の活動時間を最長4時間とすることでプレーと感染対策の両立を図る。また、ウイルス対策以外にも熱中症対策として熱中症アラート発令中は運動を自粛する。

開会式は当日試合のチーム限定で参加

18日、市川市の妙典少年野球場で開会式が行われた。この日も感染対策の一環で、例年は全チーム参加するが、今回は当日試合のあるチームに限定。マスク着用のうえ、整列間も極力距離を保って入場行進を行った。

式の参加は当日試合があるチームに

冒頭、市川市少年野球連盟の中嶋貞行会長が挨拶。年明け早々に発令された緊急事態宣言により、連盟は1月8日(月)〜3月22日(月)まで活動停止を指示した。全チームがその指示を守り、感染者を出さなかったことに触れながら

「今日迎えた素晴らしい開会式。素晴らしいプレーを皆さんに見せて”こうすれば(ウイルスを)移らない・移さない”をモットーに、元気で新しい野球に挑戦してください」と今シーズンへ向けてエールを贈った。

市川市少年野球連盟の中嶋貞行会長

続いて村越祐民(むらこし ひろたみ)市長も多忙の合間を縫って出席。関係者の尽力に感謝の気持ちを述べ、

「珍プレーが出た時はチームでカバーし合う、好プレーがでたら相手問わず拍手を送っていただきたい。ケガなく、フェアプレーで頑張ってください」と挨拶した。

村越市川市長も参加した

会の最後は選手宣誓。AKキッズの前田円壱選手が務めた。

「我々選手一同は仲間と励まし合いながら、この大会を待ち望んできました。僕たちにとってこの大会がオリンピックです。コロナウイルスを吹き飛ばすような熱い戦いをすることをここに誓います」と選手を代表して決意を述べた。

選手宣誓を務めたAKキッズの前田円壱選手

開会式後は全4試合が行われ、これまで野球を満足にできなかった鬱憤を晴らすように、はつらつとしたプレーを見せた。待ちに待ったシーズン、コロナ禍と向き合いながらどんなスタイルの野球を見せてくれるのか。連盟の力を合わせた挑戦が始まった。

(文 / 写真:白石怜平)

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