妙典少年野球場 新グラウンドが開場。セレモニーで披露された市川市と野球との”絆”

市にゆかりある2名の野球人からのお祝い

来賓紹介が終わると、市川市に関わりの深い野球人2名からのお祝いのメッセージが読み上げられた。その2名の全文を紹介する。

小笠原道大・巨人2軍打撃コーチ
(「小笠原道大杯 市川市少年野球大会」を07年より開催)

妙典少年野球場落成おめでとうございます。とても立派な球場が出来上がったと聞きました。一市民として大変嬉しく感じます。

市川市の未来のために子どもたちが素晴らしい時間を過ごせることを心より祈念しております。オフにはぜひ球場へ足を運びたいと思います。

昨年12月の小笠原道大杯の閉会式での挨拶

G.G.佐藤氏
(千葉ロッテマリーンズOB、現:株式会社トラバース代表取締役副社長)

妙典少年野球場の完成おめでとうございます。元千葉ロッテマリーンズのG.G.佐藤です。私は市川市で生まれ、小学1年生の時から野球を始めました。

大学まで野球を続けてきましたが、大学卒業時にはプロ野球からドラフト指名されることはありませんでした。

けれど、私はプロ野球選手になることを決して諦めませんでした。その後アメリカに渡って3年間毎日野球を続けてきました。

”念ずれば花ひらく”

これは、野村克也監督からいただいた言葉です。夢や目標に向かって、今を一生懸命に生きる。努力をすればきっと成果は出るという意味だと思います。

私はアメリカから帰ってきた25歳の時にプロ野球選手になることができました。オールスターにも出ることができました。オリンピックにも出ることができました。皆さまも将来の目標に向かって一生懸命頑張ってください。

将来プロ野球選手になりたい人はぜひ、この妙典少年野球場で一生懸命野球を楽しんでください。いつかこの球場でプレーした選手の中からプロ野球選手が誕生することを楽しみにしています。

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