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「この素晴らしい球場にふさわしいのは”笑顔と歓声”」市川市少年野球連盟 新しい野球のスタイルの先に導いた答え

新しい野球のスタイルが結果で表れた22年

笑顔と歓声を掲げた22年、施設面が充実しただけではなかった。新しい野球のスタイルが1つ形になっていた。

「コロナ禍に入り4時間という制限を目安として設けた中で、稲荷木イーグルスはそれを実践いただいた中で、今回の大会優勝を果たしました。もちろん、特定のチームを褒めるわけではないのですが、決めた時間の中で集中しパフォーマンスを最大限に発揮する。

子どもたちの成長に役立っていると思うので、お手本になって引っ張っていただきたい想いです。コロナで苦しんだ分、工夫した結果が今日なのかなと実感しました」

今回優勝した稲荷木イーグルスが”新しい野球のスタイル”を実践した結果だった

五嶌理事長が時間を決める練習を設定するにおいて、特に大切していたのは「子どもたちが1つのことに集中し、その中で自身で考えること」であった。

閉会式の際、小笠原さんが子どもたちに贈ったメッセージの中で

”大会でうまくプレーできた人・自分の思うようにプレーできなかった人。それぞれいると思います。結果も大事です。しかし、結果も大事だけれども、そこでどういうプレーを・どういう気持ちで取り組んだかが一番大事です。”

という内容があった。五嶌理事長もそのメッセージを聴き、

「今日の閉会式、小笠原さんが『どういうプレーを・どういう気持ちで取り組んだかが一番大事です』この言葉がすごく素晴らしいと思いました。まさに今日言っていただいたことが、我々の目指している姿です」

と語り、とても心を動かされ、感銘を受けた。

>小笠原さんのメッセージ全文

小笠原さんの贈った言葉の中には連盟も思い描いている形も込められていた

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