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「第16回 小笠原道大杯」開幕!新球場で繰り広げられる熱戦と描かれる市川市の未来「のびのびと、そして一つ一つのプレーを楽しんで」

「大会を通じ、野球そして自分に自信をつけてほしい」

ここからは、30人を超える来賓を代表して2名が挨拶。まずは、市川市少年野球連盟 中嶋貞之会長が登壇した。最初に来場した全員に感謝の気持ちを述べ、ここまで取り組んだ新しい野球への取り組みにも触れた。

「今年最後の大会となるみなさんにとっては、来年6年生に向けての大会です。この3年間は各チームがアイデアを出し合いながら取り組み、練習時間が短くても様々な取り組みができたのではないでしょうか。

でもまだまだ上手くなれると思っています。今後も体調には注意していただきつつ、選手が100%、いや120%以上の力を出せるよう、保護者や指導者の方々と共にして過ごして行けたらありがたい、そう思っています。選手のみなさんもいいプレーをしてくださることを願っています」

挨拶をする中嶋会長

そして、2人目は市川市の田中甲市長が壇上に。市の未来へ想いを寄せながら子どもたちの健闘を祈った。

「第16回 小笠原道大杯が開催されますことを心よりお祝い申し上げます。選手のみなさん、いよいよ大会が始まりますね。この大会を冠する小笠原さんは、『勝つことも大事だけど、みなさんが笑顔で楽しく、目標に向かって成長してもらいたい』と常々おっしゃっています。

この大会を通じて友情を深め、素晴らしいプレーでさらに野球での自信をつけていただきたい。そして自分自身にも自信をつけていただきたいと思っています。ご来場のみなさん。子どもたちの未来は日本の未来です。我々も大切に子どもたちの成長を見守りたいと思います」

市川市の田中甲市長

「一投一打に感謝の思いを込め、大好きな野球を全力で」

最後を締めるのは選手宣誓。今回は「塩焼ちどりウイングス」主将の稲富翔己選手が務めた。各チームの旗を持った選手をバックに立ち、こう宣言した。

「私たち選手一同は、我慢の日々が続く中、共に励まし合ってきた仲間に、応援してくれる人たちに、そしてこの大会を開催してくれる関係者のみなさまに、最高のプレーで最高の恩返しが出来るように、一投一打に感謝の思いを込めて大好きな野球を全力でプレーすることを誓います」

今回選手宣誓を行った「塩焼ちどりウイングス」の稲富翔己選手

式が終了後、早速第一試合が行われた。始球式には田中市長がマウンドに上がり、中嶋会長が捕手を務め”バッテリー”が実現。マウンドからミットにボールを投げ込み、25日間に亘る戦いが幕を開けた。

五嶌理事長は式の終了後、「新しい野球から発展させ、これからは”笑顔と歓声”が溢れる大会にして行きたい」と抱いている想いを語った。

連盟の方々が定める明確なビジョンと、球場を包んだこの熱い想いが市川市の野球を全国へと発展させていく。

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