「皆さんと共にコミュニティを創っていきたい」鈴木啓太が描く未来に向け伝えたいこととは?〜連載インタビュー最終回〜

9月、創業から念願の新ビフィズス菌発見

冒頭で攻めの1つとして挙げた「特許ビジネス」。こちらでは9月に大きな発見を果たした。

元オリンピック選手から発見された特殊なビフィズス菌を見つけ出したのだ。この菌を「AuB-001」と名付け、世界初の事例として国際特許を申請する。

「AuB-001」は、特徴的な腸内環境を持つ元オリンピック選手に着目。その中から特異的な腸内細菌を見つけ分析を続けた結果、新しいビフィズス菌であることを突き止めた。

創業当初から探し求めていた、『アスリートから特有の菌を見つける』。今回、その第1号の菌をついに発見した。

発見した新ビフィズス菌「AuB-001」

現在は特許ビジネスや商品化に向け、安全面を検証中。それと並行して企業や研究機関などのパートナーを増やすべく動いている。

見つけたばかりの新しいビフィズス菌。今後の活用について鈴木は

「AuB-001が与えるものは、もしかしたらまだ一部なのかもしれません。我々が研究を進めることで明らかにしていきたいです」

と可能性を広げていきたいと語った。

AuBが描く未来を実現するために

現在はInstagramのライブ配信などを通じてユーザーとの交流を図り、多くのメディアで積極的に腸内環境の大切さやAuB社の魅力を発信している。

鈴木も今後、こうした活動をは続けていきたいと考えている。

「私たちは自分たちのプロダクトに自信を持っています。なので、アスリート以外の方々にもお届けしたいですね。そのためにも、”腸”がどれだけ人間の体に関与しているのかをお伝えして行かなければいけない。

オンラインでも直接お話をさせていただいて、我々の魅力もそうですし、なぜ『AuB BASE』『AuB MAKE』なのかも伝えたいです。お互いに理解を深めることで、私たちとともにAuBが描く未来に近づく、そして皆さんと共にコミュニティを創っていきたい。そう思っています」

今後はAuBと共にコミュニティを創っていきたいと語った

8月より7期目に入り、0から始まったアスリートの検体は33種目・750人以上になり、あと数年で1000人に届く勢いである。

また、鈴木が語った”AuBが描く未来”、それは「年齢を重ねてもアクティブに活動できる世の中」を創ること。

そんな未来の実現に向けて、鈴木は先頭に立って今もピッチを走り続けている。

(おわり)

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