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「やりたいバスケを全員が理解し、表現できる環境がある」サンロッカーズ渋谷 ベンドラメ礼生 フランチャイズプレーヤーとして語る創り上げられた文化

伊佐勉ヘッドコーチが創り上げる”結”のバスケ

そして今シーズン、ベンドラメ選手は7年目のシーズンを迎えようとしている。

ここまでSR渋谷一筋6年、新リーグの発足や天皇杯優勝そして今シーズンから運営母体がセガサミーホールディングスに変わるなど、さまざまな変化を経験してきた。

ここまでの6年、サンロッカーズのバスケはどのように醸成されてきたのか、フランチャイズプレイヤーだからこそ分かる視点で尋ねてみた。

「ムーさん(伊佐HC)になって、サンロッカーズのバスケはディフェンスが特徴となりました。ディフェンスはチーム全員で行うものなので、ローテーションやチームワークで失点を抑える。

この約4年間”結(YUI)”というチームスローガンを継続していて、選手やスタッフ、そしてファンのみなさま含めたチーム全体で感じられる文化ができていると思っています」

今シーズンは「結×100% (YUI MAJI)」をスローガンに掲げた伊佐HC(©SUNROCKERS SHIBUYA)

Bリーグの選手は毎年入れ替わりが激しく、翌年も同じメンバー・チームでプレーできる保証が全くない世界。ルーキーの選手、そして移籍してきた選手もサンロッカーズのバスケをすぐに理解できる環境がここまで創られてきた。

「ムーさんが就任して4年目になって、選手たちも同様に4年目を迎えるメンバーが増えてきました。チーム作りの段階から、方針=ディフェンスから守って走るというのを明確に示してくれています。

そのムーさんがやりたいバスケットボールを全員がしっかり理解をし、表現できる状態が常にあるので、そういった環境であることがサンロッカーズの強みですね」

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