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仲間と野球を楽しめる特別な一日 高橋由伸氏がファンを熱狂させた上原浩治氏との恒例対決

元巨人の選手・監督の高橋由伸氏が、「サントリードリームマッチ2026」に参加。「ザ・プレミアム・モルツ球団」として三番・右翼で先発出場した。

高橋氏は試合前ドリームマッチについて、「楽しい機会ですし、こういう時にしか僕もプレーする機会はないので、そのスピード感や距離感などを味わいながらグラウンドに立ちたいです」と語った。

また、球界の歴史を彩った先輩・後輩が一堂に集結する場でもある。純粋に野球を楽しむと共に、もう一つの楽しみを明かしてくれた。

「みなさん変わらないですよね。先輩でも動ける人はたくさんいますから。年に一回という機会でここでしか会えない方もいるので、そういった方たちとの試合は楽しみです」

始球式では選手を代表して原辰徳氏と共に打席に立ち、記念大会の開幕を大いに盛り上げた。

始球式では原辰徳氏と共にバッターボックスに立った

そして試合では3打数1安打2打点の活躍で、モルツ球団の勝利に貢献した。2回裏に迎えた第2打席で、かつての同僚・斎藤雅樹氏からレフト線を破る2点タイムリーを放った。

チームはこの回ビッグイニングとなる7点を挙げており、その7点目となる一打だった。そして第3打席目は恒例行事とも言える上原浩治氏との対戦に。

直前に“ビールトレード”で「ドリーム・ヒーローズ」に移籍した背番号19とのマッチアップを迎え、高橋氏が打席に向かう際は大きな歓声が沸き起こった。

試合前に上原氏との勝負について問うと、打席ではバットマンとしての血が騒ぐ感覚と共に、意気込みも話していた。

「打席に立つと意識としては“打ってやろう!”という欲が出るんでね、なんとか打ちたいと思います」

2回には2点タイムリーでこの回7点目を挙げた

伸びのあるストレートとスプリットのコンビネーションで投げ込む上原氏に対して、現役時代を思い起こさせるなタイミングの取り方でボールにコンタクトする高橋氏。

しかしカウント2-2からの5球目、振りに行った打球は惜しくもバックネット手前で捕手の小田幸平氏のミットに収まった。

親友・上原浩治氏とのマッチアップに球場のボルテージがさらに上がった

それでも、共に巨人を日本一に導いた親友との勝負に35,000人を超えるファンは酔いしれた。

現在は、解説者としてメディアに出演しながら、野球教室や講演会などで野球を伝える活動を中心に活躍している。

今改めて現役時代を振り返った高橋氏は「意外と難しいことやってんだなと思います(笑)」と、野球の奥深さを一層感じているという。

勝負師としての気持ちは今も変わらない一方で、グラウンドで旧友と再会し、同じ時間を共有した。

この日は打撃に守備と、選手として野球を楽しんだ

これらの喜びがまた、現役時代とは異なるかけがえのない財産となっている。野球を心から楽しむ高橋氏の笑顔は、30年続くサントリードリームマッチが多くの人を魅了し続ける理由を物語っていた。

(写真 / 文:白石怜平)

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