
「サントリードリームマッチ2026」古田敦也氏が感じる変わらない景色 先輩たちの言葉がつないだ節目の30年
元ヤクルトの選手・監督として活躍し、現在スポーツコメンテーターの古田敦也氏が東京ドームで行われた「サントリードリームマッチ2026」に出場した。
30回目の記念大会となった今回のサントリードリームマッチ。古田氏は「ザ・プレミアム・モルツ球団」の6番・捕手でスタメンに名を連ねた。
試合前に話を聞いた際、節目の大会に向けて以下のように述べた古田氏。
「年齢を重ねてきてね、我々の先輩たちが大先輩になってきているのを、今僕たちが身に染みて感じていますよ。
まだまだ若い選手も入ってきてるんで、ファンの皆さんには温かい目で大いに喋って・大いに飲んで・大いに笑っていただく。そんな楽しい時間にしたいなと思います」

12回目の参加となったが、最初に参加した当時から変わらない光景についてはその大先輩の言葉だと明かしてくれた。
練習前のミーティングでは、山本浩二・田尾安志両監督そして張本勲・大矢明彦両GMからも選手たちに挨拶が行われる。特に張本氏からの“喝”が、今年も選手たちにとって大きな刺激となった。
「張本さんがね、“絶対勝つぞ!”とゲキを飛ばしてましたから。それはずっと間変わってないですね」
試合では、昨季までだった現役だった初出場の澤村拓一氏(元巨人ほか)と同級生で本大会でも度々バッテリーを組んできた山本昌氏(元中日)を巧みにリードし、2イニングを無失点に抑えた。

そして打席で現役時代と変わらない柔らかいバッティングを見せた。
2回1アウト1塁で回ってきた打席では阿波野秀幸氏(元近鉄ほか)と対戦。ボークを誘い得点圏に走者を置くと、鮮やかな右前打でチャンスを広げる。
このチャンスメイクから、ザ・プレミアム・モルツ球団は一挙7得点の猛攻を見せて試合の主導権を握ると、最終回に追い上げられるも9−7で逃げ切った。

試合前に語った言葉通り、この日も東京ドームは35,000人を超える大観衆が往年の名選手たちのプレーと笑顔に魅了された。
勝敗だけではない野球の魅力を伝え続ける古田氏の存在は、30回という節目を迎えたサントリードリームマッチの歴史を支える大きな一人であり、その想いはこれからも次の世代へと受け継がれていく。
(写真 / 文:白石怜平)
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